ウレタン防水
環境に優しく、長持ちする先進防水技術
当社の防水工法は、すべての材料を環境対応品質とし、建築物の長寿命化を実現しています。防水材からプライマー、保護塗料まで、特化則・有機則に非該当。新たな時代の環境対応に貢献します。
ウレタン防水の特徴
高い防水性能と柔軟性
ウレタン樹脂が硬化する際に形成される連続した膜は、優れた防水性能を持ち、建物の動きに柔軟に追従します。これにより、ひび割れや剥がれを効果的に防ぎます。
耐候性と耐久性
紫外線や酸性雨などの厳しい気象条件に強く、長期間にわたって性能を維持します。適切な施工と定期的なメンテナンスにより、10年以上の耐久性を期待できます。
施工の多用途性
液体状の材料を使用するため、複雑な形状や細部にも容易に対応できます。また、既存の防水層の上からの施工も可能で、新築工事から改修工事まで幅広く対応できます。
ウレタン防水の種類ウレタン防水の活用方法
屋上防水
建物の屋上は最も過酷な環境にさらされる部分です。ウレタン防水の高い防水性能と耐候性は、屋上の長期的な保護に効果的です。
ベランダ・バルコニー防水
人の往来が多く、美観も求められるベランダやバルコニーにも適しています。防滑性を持たせた仕上げも可能で、安全性と美観を両立できます。
外壁防水
建物の外壁にも使用され、雨水の浸入を防ぐだけでなく、断熱性能の向上にも貢献します。様々な色や質感の仕上げが可能で、デザイン性にも優れています。
ウレタン防水の耐久性と寿命
一般的な耐用年数
適切に施工されたウレタン防水の一般的な耐用年数は10〜15年程度です。ただし、使用環境や維持管理の状況によって変動します。
定期点検とメンテナンスの重要性
長期的な性能維持のためには、年1〜2回の定期点検が推奨されます。早期に劣化や損傷を発見し、適切な処置を行うことで、防水層の寿命を延ばすことができます。
ウレタン防水のメリット・デメリット
メリット
- 高い防水性能と柔軟性
- 複雑な形状への適応性
- 既存防水層の上からの施工が可能
デメリット
- 初期コストが比較的高い
- 施工時の天候条件に左右されやすい
- 有機溶剤を含む場合があり、施工時の臭気に注意が必要
ウレタン防水は、その優れた性能と多用途性から、多くの建築物に適しています。しかし、初期コストや施工条件など、考慮すべき点もあります。建物の状況や要求される性能、予算などを総合的に判断し、最適な防水工法を選択することが重要です。
ウレタン防水の施工方法
下地処理
既存の防水層や下地の状態を確認し、必要に応じて補修や清掃を行います。ウレタン防水の性能を最大限に発揮させるためには、平滑で清浄な下地が不可欠です。
プライマー塗布
下地との密着性を高めるため、適切なプライマーを塗布します。プライマーの選択は下地の材質や状態に応じて行います。
ウレタン塗膜の形成
ウレタン樹脂を複数回に分けて塗布し、所定の厚さの防水層を形成します。各層の間に適切な乾燥時間を設けることが重要です。
トップコート塗布
最終層として耐候性に優れたトップコートを塗布します。これにより、紫外線や雨水からウレタン層を保護し、長期的な性能維持を図ります。
検査と仕上げ
施工完了後、膜厚の確認や水張り試験などによる品質検査を実施します。これにより、確実な防水性能を確認します。必要に応じて保護塗装や仕上げ塗装を行い、最終的な仕上がりを調整します。
清掃と引き渡し
全ての工程完了後、作業場所の清掃と養生材の撤去を行います。そして、お客様に施工報告を行い、維持管理に関する説明を丁寧に行います。これにより、施工後の適切なメンテナンスについてもご理解いただけます。
当社では、これらの工程を経験豊富な技術者が最新の施工技術と高品質な材料を用いて実施します。綿密な計画と丁寧な施工により、お客様の建物に最適な水性塗膜防水工事を提供し、長期間にわたって信頼性の高い防水性能を実現します。
Achievements
施工実績〜ウレタン防水〜
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