塩ビシート防水
塩ビシート防水の特徴
高い防水性能
塩ビシート防水は、ポリ塩化ビニル（PVC）を使用しており、非常に高い防水性能を持っています。シート同士の接合部は熱溶着されるため、接合部からの水の侵入を防ぎます。
優れた耐久性
塩ビシートは耐候性に優れており、紫外線や雨水、温度変化に対して高い耐久性を持っています。適切に施工されれば、長期間にわたって防水性能を維持できます。
柔軟性と適応性
塩ビシートは柔軟性があり、建物の動きや振動に対しても追従することができます。これにより、亀裂や剥がれを防ぐことができます。
塩ビシート防水の活用方法
屋上・バルコニー防水
塩ビシート防水は、屋上やバルコニーなどの広い面積の防水に適しています。特に、平坦な屋根や複雑な形状の屋根に効果的です。
地下構造物の防水
地下室や地下駐車場などの地下構造物の防水にも使用されます。土圧や水圧に対する抵抗力が高いため、地下水の侵入を防ぎます。
塩ビシート防水の耐久性と寿命
長寿命
塩ビシート防水の寿命は15〜20年程度とされており、適切なメンテナンスを行うことでさらに長持ちさせることが可能です。
メンテナンスの重要性
定期的な点検とメンテナンスが必要です。特に、シートの接合部や端部の点検を行い、必要に応じて補修を行うことで、長期間にわたって防水性能を維持できます。
塩ビシートのメリット・デメリット
水性塗膜防水の主なメリット
- 高い防水性能
- 耐久性に優れている
- 柔軟性があり、建物の動きに追従できる
水性塗膜防水の主なデメリット
- 施工時に専門的な技術が必要
- 初期コストが高い場合がある
- 特定の化学物質に対しては耐性が低い
塩ビシート防水は、高い防水性能と耐久性を持ち、柔軟性があるため、建物の動きに追従できる優れた防水工法です。しかし、施工時には専門的な技術が必要であり、初期コストが高い場合もあります。使用する場所や条件に応じて、適切な防水工法を選択することが重要です。
塩ビシート防水の施工方法
下地処理
既存の防水層や汚れを除去し、下地を平滑にします。必要に応じて下地補修を行います。
プライマー塗布
接着性を高めるためにプライマーを塗布します。
シート貼り付け
専用の接着剤を使用して塩ビシートを貼り付けます。ローラーなどを使用して密着させます。
シート接合
シートの重ね合わせ部分を熱溶着で接合します。
端部処理
壁際や突起物周りなどの端部を適切に処理し、水の侵入を防ぎます。
検査と仕上げ
施工完了後、膜厚の確認や水張り試験などによる品質検査を実施します。これにより、確実な防水性能を確認します。必要に応じて保護塗装や仕上げ塗装を行い、最終的な仕上がりを調整します。
清掃と引き渡し
全ての工程完了後、作業場所の清掃と養生材の撤去を行います。そして、お客様に施工報告を行い、維持管理に関する説明を丁寧に行います。これにより、施工後の適切なメンテナンスについてもご理解いただけます。
当社では、これらの工程を経験豊富な技術者が最新の施工技術と高品質な材料を用いて実施します。綿密な計画と丁寧な施工により、お客様の建物に最適な水性塗膜防水工事を提供し、長期間にわたって信頼性の高い防水性能を実現します。
Achievements
施工実績〜塩ビシート〜
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