スタッフコメント
こんにちは!工事担当の小森です。
今回は愛知県一宮市にある工場にて、非常に専門性の高い「防食(ぼうしょく)ライニング工法」によるピット内部の改修工事を行いました!
化学薬品や廃液などを一時的に溜める「耐薬品ピット」は、一般的な防水工事とは異なり、水だけでなく「強烈な薬品の刺激」に耐え続けなければならない、極めて特殊な場所です。工場の安全操業と、周辺への環境負荷を防ぐための重要な施工事例をご紹介します。
【施工前】過酷な化学薬品による腐食のリスクがあり、万全な防食対策が求められていたピット内部
施工前のお写真は、下地処理や防錆処理を行っている段階の状態です。こうしたピットは、酸やアルカリといった薬品が直接触れるため、普通の塗装や防水では数日でボロボロに溶けてしまいます。
もし防食層が破れて薬品がコンクリートや金属の骨組みに染み込んでしまうと、建物の構造を急速に脆くするだけでなく、最悪の場合は床下への薬品漏洩(土壌汚染)という重大な事故に繋がる恐れがあります。そのため、薬品を完全に遮断する強靭な「鎧」を内側に作る必要がありました。
【施工後】酸やアルカリを徹底シャットアウト!厚膜の樹脂で全面を覆った、隙のない強固な仕上がり
完成後のお写真をご覧ください!赤茶色だったピットの内部が、隅々まで均一に、美しいグレーの防食層で完全に包み込まれました。
今回施工した「防食ライニング工法」は、耐薬品性に極めて優れた特殊なガラス繊維や樹脂を何層も積層させ、強固な一体構造の膜を作り出す技術です。薬品の攻撃からピット本体を完全に隔離します。
こうした箱状の内部は、角(隅肉部分)や細かな隙間に塗料が溜まりすぎたり、逆に薄くなったりしやすいため、小森が膜厚(シールドの厚み)を均一に保ちながら丁寧に仕上げました。目に見えない微細な穴(ピンホール)も一切ない、鉄壁の防食ピットの完成です。これで、これからの工場稼働も安全・安心に行っていただけます!
プロの視点
防食ライニング工事は、扱う薬品の種類(酸性・アルカリ性・有機溶剤など)や温度によって、使用する樹脂を的確に選定する必要があります。また、少しの塗り残しが命取りになるため、職人の高い集中力と職人技が試される難易度の高い工事です。
工場の防食・防水・塗り床改修も、株式会社G.Mにお任せください
私たちは、一般住宅の雨漏り修理から、今回のような工場・プラント等の特殊な防食工事、耐久性が求められる床面の塗り替えまで、幅広く対応しております。それぞれの現場環境に合わせた最適な材料・工法を選定し、確実な施工をお約束いたします。
「工場のピット内にひび割れを見つけた」「薬品を扱う場所の床を補強したい」など、特殊な仕様を必要とする工事も、ぜひ一度私たちにご相談ください!
詳細
| エリア | 一宮市 |
|---|---|
| 建物 | 工場・倉庫 |
| 防水の種類 | その他 |